私たちはトラディショナルなレストランダイニングからエポックなダイニングカフェなどを厳選して特集し、『SEAMLESS JOURNAL』オリジナル記事として掲載していきます。

記事を書く理由は、“料理人さまへのリスペクト”があるからです。
いわば、私たちからの日頃のお礼、恩返しの手紙です。
また、“レストランでの空間を楽しむコツ”をお届けするという目的もあります。

日本の食文化は、世界で最も称賛される価値となりました。
現在に至るまでの軌跡は、紛れもなく料理人の方々がつくってくださいました。

日常に一瞬でも非日常な空間を創り上げる巧みな技術と、
食を通じて新しい学びを提供していただき、
私たちの生活を豊かなものにしてくれております。

だからこそ、そんな料理人の皆様に敬意を表して、
お店を少しでも応援したいと思っています。

飲食店の特集で大切にしているコト

『SEAMLESS JOURNAL』は下記をモットーに外食特集をしていきます。

  • 修行の賜物が生み出す”ホンモノの美味しい料理”を提供する店
  • 師匠から受け継がれた味を忠実に + 自分らしさを加えて提供されている店
  • シェフの人柄が素晴らしい店(プライベート交流も含む)
  • スタッフのホスピテリティやコミュニケーションが素晴らしい店
  • 衛生管理が行き届いていて、清潔・安全である店

私たちのモットーは“世界中の人がコミュニケーションに満足できる店を特集すること”です。

そのため、料理の”真髄”を追及していきます。
私たちの考える真髄とは、総合的な本物の食空間を求めるお客様に対してフィットしている店を指します。

私たちは、本来は動画や静止画を撮影するためではなく、食事やシェフと対話をするためにレストランやカフェに訪れることが通例だと思います。そのため、シェフがスマホの画面を前にして口下手であろうと、料理を介して、または直接のコミュニケーションが素敵であれば、それだけで十分に魅力的な店だと思います。

一方で、「再訪したいな」と素直に感じる店だけを掲載します。
料理がいくら美味しくても、あくまで食事は人と人が織りなすものです。
スタッフの方々やシェフのホスピタリティなど、付随する環境が
「残念だな…」と感じる店は、推せません。

だからこそ、私たち生活者も学び続けることが大切だと思います。
微かに香る八角のアクセントのように
レストランから零れてくる“価値”を敏感に感じとるための
健康な感覚と、感受性。

これらを身につけながらグルメを堪能することで、
今以上にレストランで過ごす時間が楽しくなると考えるのです。

私たちは、料理人さまとのコミュニケーションを大切に、記事をお届けしていきます。

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おみなえ

食空間プロデューサー/グルメライター/エッセイスト。心理学・行動経済学を飲食店や企業のマーケティングに活かすお仕事をしながら、「ルッキズム」や「人の利得の根源」について研究。趣味がグルメ、トレーニング。体脂肪率7%以下を維持しながら全国の素敵な店を巡る。著書に『広告コピーと100の物語』(大学教育出版)がある。学習院大学文学部 卒。

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